東京新大学野球連盟 対談紹介 |
松井 | 皆さん、こんばんわ。 昨年の日本選手権で見事日本一になりました日本通運野球部の 松尾君と森田君に来ていただきました。日本一おめでとう! |
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松尾・森田 | ありがとうございます。よろしく御願い致します。 |
松井 | 御2人は創価大学、流通経済大学の出身だけれども、 学生時代の思い出を語ってください。 |
松尾 | はい。自分達の代は、4年間一度もリーグ優勝できず、神宮に出場することが できなかったわけですが、本当によい仲間にめぐりあうことができ、 今もそれは何よりも自分の宝となっています。 |
松井 | 森田君はどうですか? |
森田 | 私は選手権に出場でき、春にベストエイト、秋ベストフォーという成績を 残すことができましたが、神宮という舞台でプレーできたことは、一生の誇りです。 |
程塚 | 森田君は新大学選抜チームの一員として中国にも遠征したよね。 |
森田 | はい。新大学の選手と、各国の選手と交流できて本当によかったです。 初めて国際大会に日本代表として出場することが出来て本当に感謝しています。 台湾・韓国が強いのは知っていましたが、中国があんなに強いとは思いませんでした。 |
松井 | 台湾があれだけ良い選手を輩出していることを考えると圧倒的に人口の多い 大陸が日本に追いつき追い越すのもそう遠い事ではないような気がするね。 |
程塚 | 国際大会を経験した事は本当に意義有る事でしたね。松井さん、 今年もどこかに選手達を連れて行って下さいよ。 |
松井 | そうですね。本年は終戦50周年、国連創設50周年という節目ですから、 南太平洋の島にでも行きますか。 |
一同 | 本当ですか。現役選手がうらやましいですね。 |
松井 | 社会人野球のきびしさ、学生野球とは違うところはどんなところですか。 |
松尾 | 学生野球で選ばれた人が社会人でやりますので、根本的に野球の質が違いますね。 |
程塚 | 大学では木のバットだからあまり点差がつかず比較的細かい野球だけど 社会人では金属バットになり、1試合5〜6点という豪快な野球になるよね。 |
松井 | 練習は社会人よりむしろ大学の方が厳しいと思うけど。 |
森田 | 社会人は短時間に能率よくやります。それにとにかく走ることを基本としています。 年のせいかな(笑)。社会人は1年1年が勝負ですから自分に責任をもつことが要求されるんです。 |
程塚 | 各ポジションの争いや1人1人の闘争心は社会人の方が数段上だね。 |
松井 | そんな中でも、ここ数年社会人で活躍する東京新大学リーグ出身の選手が増えましたね。 都市対抗で東京ドームで見るのが楽しみですね。今回2人の活躍は後輩達に 大きな希望を与えたと思いますよ。 |
森田 | ありがとうございます。後輩達にはもっともっと上で活躍できるようがんばってほしいです。 そのためにも常に向上心をもつことだと思います。 |
松尾 | そうですね。社会人のゲームを生で見て、ゲーム前の練習や本番で自分の力を 100%出せる一流選手の姿を勉強してほしいです。 |
松井 | それでは御2人の結婚は? |
松尾 | はい。昨年12月に結婚しました。これを契機に社会人として更に責任ある 行動と責任感を持って頑張ります。 |
森田 | 私はまだまだレギュラーとして一人前になる事が先決です。 |
松井 | 最後に今年の抱負をお願いします。 |
松尾 | 私は今年から野球を離れ、一般の社会人として仕事をしますが、 少しでも人の為、そして東京新大学リーグの力になれればと思います。 |
程塚 | 審判部としてリーグの役員として、当連盟のOBの手助けをするのも私の役目ですから、 しっかりバックアップしますよ。 |
森田 | 私はとにかくレギュラーを取ることです。1年1年が勝負ですから、 昨日より今日、今日より明日、と常に向上心をもってがんばります。 |
程塚 | 夢を持ち続けることです。目標をもち、それに向かって努力する事です。 |
松井 | 東京ドームでの活躍を期待しています。 |
森田 | はい。頑張ります。 |
松井 | 今日は本当にごくろう様でした。 |
一同 | ありがとうございました。 |