東京新大学野球連盟 対談紹介 |
(学年は同年2月時点、つまり平成5年度のもの)
松井 | 皆さん、こんばんは。 |
---|---|
一同 | こんばんは。よろしくお願いします。 |
松井 | 去年は連盟として、初めて選抜チームをくんで、国際大会に参加し、 北京へ海外遠征をしたわけだけど、感想をお願いします。 |
甲斐 | 野球の違いとして、中国のパワーにまかせた野球と、日本のサインプレーなどの 細かい野球という違いをすごく感じましたね。 |
小桜 | 僕もそうですね。日本の野球は細かい。 |
松井 | やはり、そうだね。中国の野球は始まったばかりだからね。 |
照沼 | 僕は参加させていただいて、流通や創価の全国レベルの選手と一緒に遠征し、 プレーできて、とても勉強になりました。 |
松井 | なるほど、椎名君は? |
椎名 | 野球の点では、やはり日本の方が頭を使っていると思いました。 中国チームもバッテリーの組立ては考えているようでしたけど。 |
長塚 | そうですね。中国チームのバッテリーの攻め方は全部、外でカウントをとって 最後に内で勝負するパターンでしたね。 |
中原 | 外のストライクゾーンがやたら広かったね。審判をやっていて、 外のコースはバッターボックスのラインぐらいまでをとらないと、 "えっ" という感じでキャッチャーに振り向かれたからね。 |
松井 | そうでしたね。(笑) 中国という国自体の印象はどうだった? |
甲斐 | 人がやたら多かった。(笑) 夜は10時ぐらいを過ぎると街も真っ暗になって。 あと交通規制もいい加減で治安が悪そうな感じがしましたね。 |
小桜 | 人と同じように、自転車の多さにも驚きましたよ。(笑) |
中原 | そうだね。人や自転車が平気で車の前を横断して、車の方が気をつかって、 ずっと止まってた。(笑) |
小桜 | でも社会主義の国だけど、 だいぶ民主化されてきているような印象は受けましたね。 |
松井 | それじゃあ1人1人の今年の抱負を。 |
甲斐 | この4年間、大学野球で、また連盟委員長として学んだことを社会で思う存分、 発揮して頑張ります。 |
小桜 | 僕は社会人で野球をやりますから、やる以上は都市対抗に出て、 ドームでプレーできるように頑張ります。 |
松井 | 照沼君と椎名君は最後の1年だけど、決意のほどは? |
照沼 | 僕が入学して、うちはまだ流通にも創価にも勝点をあげてないので、 何とか、それを目標に頑張ります。 |
松井 | その相手の椎名君はどう? |
椎名 | とにかく春で神宮が最後ですから、リーグ優勝して、神宮で1つでも 上へ行けるよう頑張ります。 |
松井 | 長塚君も社会人でやるんだよね。 |
長塚 | はい。同期の石川と僕が、うちで初めての社会人野球選手ということで、 ある意味で大学の看板を背負ってやっていくわけですから、それに恥じないように しっかり頑張りたいと思います。 |
松井 | 審判部の立場から中原さん、どうですか? |
中原 | そうだね、去年の中国遠征のように、他大学の選手と一緒にプレーすることは 大きな意義があると思うし、海外遠征すれば勉強になるからね。今後もこのような 機会をふやしていきたいね。そのためにも連盟のますますの発展を目指し、 審判部としても精一杯頑張っていきますよ。 |
松井 | 最後に先輩から後輩に一言。 |
甲斐 | うちの連盟は全国的にはまだまだマイナーだから、連盟として更に レベルをあげて、日本一になるチームが早く出てきてほしいですね。 |
小桜 | それに加えて、栗山さんに続くプロ野球選手が出て来てほしいね。 |
松井 | 小桜君も自分が頑張ってプロ選手になってほしいね。 |
長塚 | 僕もその2つですね。日本一になるチームとプロ野球選手がうちの連盟から どんどん出てほしい。 |
松井 | 照沼君、椎名君、頑張ってくれよ。 |
照沼・椎名 | はい! 頑張ります。 |
松井 | それじゃあ、みんな、それぞれの立場で頑張って下さい。今日は、御苦労様でした。 |
一同 | ありがとうございました。 |