東京新大学野球連盟 対談紹介
(平成4年)

対談者

(学年は同年1月時点、つまり平成3年度のもの)

松井 やあ皆さん、こんばんわ! 元気そうだね。
一同 こんばんわ。
松井 社会人2年目になる人が3人いるけど、1年間終わってみて、どんな感想ですか?
手塚 正直言って、力の差を感じましたね。
高倉 大学野球と違って、全ての面で厳しく、息が抜けないですよ。
竹田 学生と違ってレベルアップした分、自分の力を出すことが難しいので、 厳しいと感じました。
松井 そうか、やはり社会人のほうが厳しいようだね。松尾と大塚はもう3年以上に なるけどどうですか?
松尾 何と言っても競争が厳しいです。
大塚 スピード感、それに技術とパワーが共なわないと勝てませんね。
松井 3年もプレーしていてもそのように感じるものですか。 学生時代の思い出としてどのようなものがある?
大塚 授業にも出席しないで、毎日練習ばかりしていました。
松尾 本当に辛かったですね。
宇佐美 辛いことばかりでしたが、私の人生の財産です。
手塚 確かに辛かったけど、辛かった分だけ楽しいこともありました。 最後に選手権に出場したので、最高の思い出を作らせて頂きました。
松井 確かに創価大はよく練習をしているそうだね。ところで流経大はどうですか。
高倉 やはり私も、全日本選手権に出場できたことでしょう。
竹田 私は9季連続優勝に貢献できたことです。
松井 そうだな。神宮での思い出が1番だよね。では、これからの抱負と、 今年を戦いきるにあたっての意気込みを聞かせてくれますか?
手塚 昨年1年間で勉強させてもらったことを生かして、東京ドームのマウンドに 立ちたいです。できれば創価バッテリーで・・・。
松井 ああ、そうか。今年は小林輝三君が入社するんだったな。
手塚 そうです。2人で力を合わせて頑張ります。
宇佐美 今年は社会人1年目なので、とにかく野球と仕事を両立させること。
高倉 私は絶対レギュラーになって試合に出場することですね。
松井 是非、精いっぱい努力して実現させていただきたいですね。 将来については、どのように考えているのかな。
松尾 私は1年でも多く野球を続けたいですね。
高倉 私も野球はできるだけ長く続けていきたいです。
宇佐美 私は将来は、一流の銀行マンを目指します。
大塚 職場での実力者になっていきたいですね。
手塚 そうですね。夢を追い続けて、そのチャンスがあればチャレンジしてみたいです。
竹田 1年でも多く野球を続けたいです。
松井 皆さん、結婚の方は?
大塚 来年の予定です。
松井 それはおめでとう! 他の人は?
一同 考えていないですよ。
手塚 野球と仕事でいっぱいですから。でも、あせらなくてもついてくるでしょう。(笑)
松井 それでは最後に後輩に一言。
大塚 東京新大学のレベルが上っているので、日本選手権で優勝するよう 自信を持って頑張って下さい。
松尾 自己に厳しく、一つでも多く歴史をぬりかえられるように頑張って欲しい。
手塚 努力はいつか報われる時がくるので、目先のことにとらわれず、頑張って欲しい。 「冬は必ず春となる」という言葉を後輩達に伝えたいと思います。
宇佐美 若いうちに苦労しておいた方がいいことは確かです。
高倉 それぞれが目標を持ち、その目標を達成するために努力をしていって欲しい。
竹田 大田垣監督のもとで素晴らしいゲームをやれるチームになって欲しいです。
松井 それでは本年も益々の御活躍を期待しています。本日は御苦労様でした。
一同 今日は本当にありがとうございました。今年も頑張ります。


番外

(卒業生のアンケート返信を紹介)

鳥居健氏
(さくら銀行、投手、東京学芸大卒)
林崎剛氏
(さくら銀行、捕手、東京学芸大卒)
学生時代の思い出 流通経済大戦のノーヒットノーラン 最後のシーズンで流通経済大に
勝点を取ったこと
社会人の感想 大学とのレベルの違いを
思い知らされました。
とにかくよく走る。
将来について 野球と銀行の仕事を両立させ、
共に最高のレベルを目指す。
全銀連の会長になる。
今年の抱負 都市対抗出場。 目の前の事を一生懸命やる。
結婚について いつでしょう。 別にいつしてもいいと思っている。
後輩に一言 とにかく自分の存在を確立し、
はつらつと楽しく野球をしてください。
リーグを有名にして下さい。
知らない人がけっこういますよ。


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