東京農工大学硬式野球部後援会各位様
OBの皆様への寄付のお願い
〜現役野球部へのバッティングマシン寄贈について〜
2015年12月12日
東京農工大学硬式野球部後援会
バッティングマシン 寄贈プロジェクトリーダー 小林慎司
OBの皆様には、平素より後援会の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
このたび、突然ではございますが後援会として臨時の寄付金のお願いを申し上げる次第です。
年末のお忙しいところと存じますが、何卒、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
■ 概略と結論
- 本年8月のOB会で、現役からバッティングマシンを購入したいとの相談があり、
OB有志による検討を行った結果、早期に現役の練習環境改善が必要との結論に至り、
マシン寄贈の検討を開始しました。
- 後援会費の利用を検討しましたが、後援会は本来、「連盟費を支援する」ことに特化しています。
また本件は費用工面のあり方など規約を策定するなどして、そのうえで決定すべき事項です。
従って現状の後援会費から支出することは不適切と判断致しました。
- そこで今回は迅速な判断と対応が必要なことから、メンバー5名によるプロジェクトチームを発足させ、
対応方法の検討を行い、和田会長の承認を得た上で寄贈することとしました。
- バッティングマシンを今秋シーズン中に利用できるよう、「プロジェクトで一旦資金を工面して購入し、
後日、賛同いただける方から寄付金を募る」この案をプロジェクトで最終的に決定しました。
- その結果、本年9月29日にバッティングマシンを約59万円で購入、現役野球部に寄贈しました。
- 連盟費の支援は良いがマシン代の支援には賛同しない、という方も多くいらっしゃると想定し、
後援会費とは完全に別会計で運営します。そのために送金先は後援会費とは別口座になります。
- 「マシン代支援」に関しては「入学年と氏名」を本サイト等で随時報告させて頂く予定です。
- 寄付金が購入代金に到達しない場合の残金につきましては、小林が責任を持って補填いたします。
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↑後援会から寄贈したバッティングマシンと専用ネット2台、工学部グランドにてマシン使用中の練習風景
■ 寄付のお願いについて
OBの皆様全員にお諮りすることなく、上記結論と寄贈に至りましたこと、プロジェクトリーダーとして深くお詫び申し上げます。
ただ、OBの皆様のご協力によりマシンを寄贈することが出来れば、今後の現役野球部員の学生生活のためにも、
卒業後社会人となった暁にも有意義であると考え、失礼を承知で寄付のお願いを申し上げる次第です。
なお寄付金額がマシン代金に未達の場合、現役生に迷惑をかけないよう、プロジェクトリーダーである小林の負担といたしますのでご安心下さい。
■ 寄付金額、振込先等
寄付金: 一律 5,000 円(120名のご賛同で60万円に達します)
振り込み先:三菱東京UFJ銀行 六本木支店(店番045)
口座番号 :普通 4787298
口座名 :小林 慎司 (コバヤシ シンジ)
※ 振込の際、備考欄に「大学入学年」を記述いただくようお願いします。
(同姓同名の方もいらっしゃるためです)
※ 備考欄に「後援会費と一括」「後援会費を数年間払っていなかったのでまとめて払う」
などと内訳を記載していただければ、そのように対応いたします。
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寄付金の集約状況につきましては、本サイト、2016年度OB会及び戦績報告書にて報告いたします。
■ 寄贈マシンに関する情報
@ ミズノ製 2輪式オールラウンドマシン(硬式用) 「2MA805」
A マシン前保護ネット
B マシン投球者保護ネット「1GJNA10800」
■ 2015年8月のOB会以降、ご賛同頂き寄付して頂いた方々
別ページ参照
■ 本件に関する問い合わせ先
(結婚して青木姓になっていますが野球部内では旧姓で呼んでもらっています)
■ 参考 --本件の経緯--
@ 8月のOB会の場で現役から要望がありました
- 去る8月のOB会の際、現役野球部から、バッティングマシンを導入したいとの強い希望と、
OB会への購入代金支援の依頼がありました。理由を確認したところ、主として、
「少数部員での練習および試合を余儀なくされており、その中でバッティング練習を出来るだけ多く実施したいこと
(現在の農工大は同リーグ他校からも貧打線で有名とのこと)、バッティングピッチャーを担当する部員の肩への負担を軽減したい」
というものでした。
- その場で要望を聞いていたのは、和田会長と会計の堀田でしたが、現役部員の要望は、
強くなって上のリーグで野球をしたい、そのために出来ることなら練習環境を
抜本的に改善したいと願う真摯な要望と受け止め、懇親会に出席していたOB会員に諮り、
ご意見をいただきました。
- 結果、賛否両論ありましたが、その場での最終的な結論は、OB会で資金を用意することが出来れば
購入してもよいというものでした(但し、会員総意ではありません)。
- 現役野球部に対してその場での即答は避け、購入にあたって必要となる要件
(購入機種の機能・価格についてリーズナブルなものを選定すること、保管場所やメンテナンス費用など管理方法)
を明らかにするよう伝え、8月中旬には、現役野球部から上記要件を一定満たす回答を受領しました。
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A OB会開催後の検討と実施したこと
- 上記OB会に出席していたOB('80年代〜'90年代卒業の和田会長、富田、小林、森、堀田、山口)を中心に、
主にメールやり取りによる検討を開始しました。
- その検討メンバーから和田会長を除いた5名が「バッティングマシン寄贈プロジェクト」のメンバーとなり、
小林がリーダーを仰せつかりました。
- プロジェクト内では即実行論と慎重論が半々でした。
しかし最終的に早期寄贈が現役の練習環境改善にとって大きなメリットとなると判断しました。
- 連盟費を支援している後援会費は、昨今支援が減少しており、特に今年度は追加緊急依頼をしないと
連盟費の全額支援が出来ない状況にまで陥っていたことから、後援会費とは別枠で管理することとし、
送金先として別口座を用意することにしました。
- ところが昨今の振り込み詐欺対策で「野球部マシン代基金」等の屋号付き口座を新規に開設することは
実質的に不可能であることが分かり、10年以上休眠している小林の個人口座を使うことにしました。
- バッティングマシンを今秋シーズン中に利用できるよう、プロジェクトで一旦資金を工面してマシンを購入し、
後日、賛同いただける方から寄付金を募る案をプロジェクトで最終的に決定しました。
- マシン代の他に年に数万円のメンテナンス費用がかかる懸念があり、このメンテ費は後援会費から支出させて頂くことにしました。
ただし連盟費支出を優先としました。
(つまり連盟費支援だけで精一杯の場合、メンテナンスが必要な状況であってもメンテは行わない。)
- プロジェクトで60万円の資金を調達し、マシン代基金の管理口座である小林の個人口座に振り込みました。
- 9月29日にバッティングマシン1台を、都内にある「スポーツマリオ」より¥589,248で購入し、
現役野球部に寄贈しました。振り込み手数料を引いた10,644円が12月1日現在の口座残高です。
- 後援会費は毎年一部の決まった方からしか支援を頂けず、その支援して頂いている方々も年々減少しつつあります。
その点を鑑み、今までは縁の無かった新しいOB達からも幅広く支援を頂けるよう、支援金は一律5千円としました。
120名のご賛同でプロジェクトが調達した資金:60万円に達します。
- 寄付金が購入代金に到達しない場合の残金につきましては、プロジェクトリーダーである小林が責任を持って補填いたします。
- 寄付金が調達額:60万円に到達した時点でマシンへの支援依頼は終了し、本プロジェクトは解散します。
それ以上の寄付金が集まった場合には、以後のメンテナンス費として後援会費の方へ振替します。
- マシンの支援金に関しては「入学年と氏名」を本サイトで開示していくこととしました。
(開示されたくない方はその旨ご一報ください)
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■ 参考 --後援会費の収支推移--
マシン代とは別枠で連盟費を支援する本体の方です。
会計報告ページを参照ください。
■ 今後の後援会の運営について (和田会長より)
本件は、本来であれば、後援会における重要事項の決定方法、費用工面のあり方などの規約を策定した上で
OBの総意により決定すべき事項でした。しかし、現行の後援会は、重要な活動テーマとして「連盟費を支援する」ことに
特化しているため、会の規約等も策定できておらず、重要案件の決定機関も無い状態が後援会立ち上げ当初より継続していました。
今後の会の運営については、第一に、本件のような大切な事項を検討するためにも、
後援会として正規の意思決定機関を持つことが必要と考えます。
それには、OBの皆様に支持されるような後援会体制とし、OBの賛同のもと意思決定機関も具えて行く方向で検討したいと思います。
後援会会長 和田 伊知朗
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